早戸大滝への行き方 - 滝標〜たきしるべ〜
早戸大滝



■  滝ステータス  ■

訪問期日 2017年2月25日(土) 曇 道が判らず断念
2018年1月27日(土) 晴 積雪のため断念
2019年1月12日(土) 曇 初到達
滝到達難易度  4 (危険)
満足度  6 (感無量)
必要な装備 夏場:帽子、ヒル対策・虫除けスプレー・虫刺され用消毒液
冬場:防寒対策、積雪時はアイゼン
共通:登山靴、沢靴or長靴、軍手2セット以上、着替え
駐車場 早戸川林道のゲートが閉まっているかいないかでかなり変わる。
(1)ゲートが開いている場合
  林道終点手前の、魚止橋付近に駐車可
  台数:5台程度
  路面:アスファルト
  料金:無料
(2)ゲートが閉まっている場合
  ゲート手前の空きスペースに駐車可
  台数:3〜4台程度
  路面:砂利
  料金:無料
早戸川林道は狭くカーブが多い為、駐車禁止場所に注意すること
駐車場から滝までの所要時間 魚止橋から:
 早歩きで2時間、ゆっくりで3時間
早戸川林道ゲートから:
 早歩きで3時間、ゆっくりで4時間半
ポイント (1)日本の滝100選に選ばれた滝です。ただし、その到達難易度は、
   100選の中でもTOP3に入る、まさに屈指の滝です。
(2)その到達難易度の高さから、到達時には最大級の
   感動と達成感を得ることが出来ます。
(3)三段から成っており、2段目直下の滝壺まで到達可能です。
(4)道中はとにかく危険です。遭難事例も多数あります。
   決して無理をせず、無理と思った時には断念する勇気が必要です。
難所ポイント (1)早戸川林道のゲートが閉まっている場合、魚止橋まで
   1時間半程度歩くことになります。全線に渡って上り坂なので
   かなり体力を消耗します。
(2)早戸川林道終点からの伝道(電導)は、全線に渡って道が不明瞭です。
   特に一番最初の渡渉ポイントから先、造林小屋までのルートは
   事前に綿密な下調べが必要です。
(3)ロープの有る急な上り坂、急な下り坂が十数ヶ所に点在します。
   ロープが無い急坂もあります。軍手が必須です。
(4)造林小屋から先、早戸川に下りるまでの登山道が非常に狭く、
   滑落と落石に注意が必要です。また、5ヶ所ほど丸太橋がありますが、
   いずれも老朽化が進んでおり、踏抜きに注意が必要です。
(5)早戸川を数十回渡渉します。丸太橋の様なもの、丸太橋だったもの、が、
   時々ありますが、あまり頼れません。基本的には岩伝いに対岸に渡る
   ことになりますが、濡れている岩は滑ることがあるので、乾いている岩を
   選んで進みます。また、長靴を履いて川の中を進む時には、
   川中の苔の生えた石で滑らないように注意して進む必要があります。
(6)雷平の分岐と、大滝沢手前の分岐を見落とさない様に、注意する必要があります。
(7)夏場、沢沿いにはヤマビルが大量発生しています。足下から上ってくるものが
   ほとんどですが、頭上の木の枝から首筋に降ってくるものも居ます。
   ヤマビル対策を行っていくか、冬場のヤマビルが居なくなる時を選びます。
(8)早戸大滝の滝壺に到達するためには、大滝沢に入ってすぐ左側の絶壁を
   ロープを伝って5メートル程上る必要があります。傾斜角が60〜70度あるので、
   かなりの注意が必要です。
(9)滝上部に到達するためには、滝壺への分岐から、更に傾斜角30〜40度ほどの
   急斜面を数十メートルほど、ロープを伝って上る必要があります。


■  地図(所在地)  ■

神奈川県相模原市緑区鳥屋

早戸大滝地図1
宮ヶ瀬湖〜魚止橋


早戸大滝地図2
魚止橋〜早戸大滝








■  道のり  ■

 
(1)早戸川林道を進みます。この先魚止橋までは、車だと20分程ですが、歩くと1時間以上を要します。2016年9月末日より
   通行止めが解除された早戸川林道ですが、ゲートにも書いてある通り、豪雨の前後、路面凍結がある時などは不定期で
   ゲートが閉まります。
 
早戸川林道ゲート  [2019/1/12 8:01]
 まずこのゲートが開いているか閉まっているかが、一つ目の鍵。
 この日の気温は-2℃でしたが、路面凍結は無くゲートは解放されてました。
 
魚止橋
 [2019/1/12 8:19]
 ゲートから約20分ほどで魚止橋まで到着。
 前々回はゲートからここまで1時間半歩いた・・・。
 
 
(2)魚止橋を渡って左折し、林道への近道を進みます。一部ロープが張られたショートカット路もありますが、
   ロープとは別に明瞭な登山道もあるので、これに従って進む方が良いです。
 
左折
 [2019/1/12 8:25]
 魚止橋を渡って左折し近道を進みます。
 
近道  近道を進みます。これのどこが明瞭な登山道?と思われるかもしれませんが、
 この先の伝道からは、これよりも不明瞭な登山道を進まなければなりません。
 ここで無理を感じたらもはや滝へは到達不能なので、断念した方が良いです。
 私も前々回はここで無理を感じていて、この先の伝道で到達を断念しました。
 
林道合流  [2019/1/12 8:29]
 魚止橋から近道を通り、ものの数分で早戸川林道に再合流します。
 このまま早戸川林道の終点まで数分歩きます。
 
林道終点1  [2019/1/12 8:39]
 近道の林道再合流から10分程で林道の終点が見えてきました。
 
林道終点2  ここが早戸川林道の終点、伝道(伝導)の始まりです。
 
 
(3)伝道を進みます。いきなりロープが張られた岩場があったりしますが、この先のロープだらけの岩場からすると、
   挨拶代わりようなものです。
 
案内板  伝道の始まりにある、もはや私の中では有名な「早戸大滝案内板」です。
 ここに来て、この案内板の地図を頼りに進む様ではダメです。
 事前に覚えてきた登山道との、答え合わせに使うくらいです。
 
伝道の始まり  右から来て左に書いてある矢印に従って、案内板の後ろ側を上っていきます。
 
案内板が下に  案内板が右下に見えます。左上方向に上っていきます。
 
鹿柵1  [2019/1/12 8:42]
 上った先に鹿柵が有ります。ここで迷うことはまずないでしょう。
 鹿柵に沿って、非常に明瞭な伝道を進みます。
 
伝道沢  [2019/1/12 8:44]
 伝道の始まり地点から3分ほどで1つ目の沢が出てきます。
 ちなみになんで「伝道」というかというと、この1つ目の沢の名前が
 「伝導沢」であり、そこから取って「伝導」「伝道」と読んでいる様です。
 
 
(4)さてこの伝導沢ですが、ここが第一の遭難ポイントです。国土地理院の地図の登山道に頼ると、沢を渡って右折し、
   沢伝いに進み続けてしまいますが、そんなところに道はありません。ここから造林小屋までは、2通りのルートがあり、
   1つ目は、沢を渡ってまず直進し、鹿柵が見えたら左折しロープを登り尾根を進むルート(以下、尾根ルート)、
   2つ目は、沢を渡って2時の方向緩やかな尾根を上り丸太が転がる杉林の中を進むルート(以下、杉林ルート)です。
   どちらかといえば前者の尾根ルートの方が明瞭です。
 
沢渡った  [2019/1/12 8:45]
 沢を渡ったところです。木に巻かれた赤色のテープが、
 2つのルートの分岐を表してます。白色のテープが右方向に続いてますが、
 これは杉林ルートで、一部不明瞭なところもあり、
 また更に地図にはない謎の明瞭な登山道が沢沿いに現れて、
 遭難しやすいルートです。この中央直進方向、テープは見えませんが
 登山道が続いており、こちらの尾根ルートをお勧めします。
 
直進する  テープは見えませんが、こんなところを直進します。
 
鹿柵2  [2019/1/12 8:47]
 すると、伝道の始まりにあったのと同じ鹿柵が見えてきます。
 一部鹿柵が開いていて通り抜けるように見えますが、通り抜けてはダメで、
 ここを左折し、鹿柵沿いに進みます。
 
鹿柵3  こんな感じで鹿柵沿いを進みます。
 
2本のトラロープ  [2019/1/12 8:48]
 すると2本のトラロープが現れます。
 これが見えたらまずは一安心です。
 ロープを使って左上方向に上り、上ったら右方向に進みます。
 
尾根  [2019/1/12 8:49]
 2本のトラロープを上ったところです。
 これがまた、もはや私の中で有名な「尾根っぽいところ」です。
 
鹿柵沿いに  [2019/1/12 8:50]
 尾根っぽいところを進んでいくとまた鹿柵が現れ、更に道が分岐します。
 まっすぐ急斜面を上る方向と、左から迂回して進む方向です。
 迂回する方をお勧めしますが、私は鹿柵についていた赤テープが
 先に目に入りある程度急坂を上ってしまったところで迂回する道の
 分岐に気づきました。結果、ものすごく滑る急斜面を上るハメに・・・。
 
もうすぐ・・・  [2019/1/12 8:58]
 急斜面を上って、迂回してきた登山道に合流し進むと、
 道が下り坂になります。造林小屋はもう目の前です。ちなみに、
 伝導沢から分岐したもう一つの杉林ルートが、この造林小屋手前で
 右手から合流してきます。
 
 
(5)ちなみに、伝導沢から林の中を進み造林小屋に至る杉林ルートも以下に記します。伝導沢を渡った地点から、白いテープに従って
   2時の方向に進んでいきます。
 
2時の方向へ  伝導沢を渡ったところです。杉林ルートは白テープに従い、
 まず数メートルほど登ります。
 
直進する  数メートルほど登ったら明瞭な登山道が現れます。ここを進みます。
 が、この先登山道は左方向に曲がるのですが、この登山道の更に右側に
 謎の登山道が現れ始めます。これは無視して、左方向丸太の転がる
 杉林方向に進みます。
 
丸太が転がる中を  登山道は1、2分程行った先から左方向に曲がって、
 このような杉林の急斜面を登っていくようになります。
 道はかなり不明瞭でジグザグしながら登っていく感じです。
 ちなみに前々回の私は、ここで道が判らなくなり断念しました。
 
また明瞭な道  杉林の急斜面を登り切ると、また明瞭な道が現れます。
 
合流  数分ほどで尾根ルートと合流します。
 左が杉林ルートからの道、右が尾根ルートからの道です。
 
 
(6)さて、それでは造林小屋に到着です。魚止橋から約40分、伝道入口からは約20分程です。ここから早戸川までの山道は、
   道は明瞭ですが、狭くて危険なところを進みます。
 
造林小屋  [2019/1/12 9:00]
 造林小屋です。造林小屋を過ぎたら左に90度左折です。
 
山道1  [2019/1/12 9:02]
 左がほぼ崖になっているようなこんなところを進みます。
 
山道2  [2019/1/12 9:04]
 道幅がもう50cmも無くて、ロープが張られてる様なところもあります。
 ただし、このロープに頼るのは危険です。たまに弛んでいるロープも
 あるため、体重は掛けず、命綱代わりに手で持っておく程度にします。
 
山道3  [2019/1/12 9:07]
 造林小屋から7,8分はこのような山道を進みますが・・・、
 
怖橋1  [2019/1/12 9:08]
 出ました。またこれも私の中で有名になった、今にも崩れそうな
 木の橋No.1。この先全部で5つ、このような木の橋があります。
 本当に崩れそうで恐怖を感じるのは、No.3とNo.5です。
 
怖橋2  [2019/1/12 9:09]
 今にも崩れそうな木の橋No.2。これはしっかりしてるから大丈夫です。
 
怖橋3  [2019/1/12 9:11]
 今にも崩れそうな木の橋No.3。これは怖いです。
 人が乗るとかなり沈みます。おまけに右隣のロープは弛んでいて
 全く信用できません。写真に写っているのは同行してもらった同期で、
 この先も道中の厳しさを画で教えてくれます。
 
怖橋5  [2019/1/12 9:16]
 今にも崩れそうな木の橋No.5。これは、ダメでしょう。
 道中の危険ポイントTOP3の一つです。
 左右の足を交互に移動させながら、バランスを取って進むしか無いです。
 ロープは命綱程度です。掴んでおけば、橋から落ちても大ケガはするが、
 谷底に真っ逆さまにはならない(=取り敢えず命は助かる)程度です。
 
登りロープ  [2019/1/12 9:17]
 木の橋No.5を越えたら登りロープが見えます。
 これを登ったところから眼下に、これから挑む早戸川が見えます。
 
早戸川一望  [2019/1/12 9:18]
 早戸川が見えました。ここから川まで一気に下って、
 早戸川沿いを歩いて行きます。
 
 
(7)まずロープを使って一気に山を下り、早戸川に合流します。ここから約1時間以上に渡って、早戸川を上流へと、
   雷平を目指して進みます。
 
下りロープ  [2019/1/12 9:20]
 かなりしっかりしたロープなので、体重を預けて下りていきます。
 
早戸川スタート  [2019/1/12 9:23]
 ここから早戸川を遡上していきます。
 
すぐに渡渉  [2019/1/12 9:24]
 対岸に赤テープが見えて、もういきなり渡渉です。
 
川沿いのロープ場1  [2019/1/12 9:29]
 右の川沿いを進めるかと思いましたが無理。この岩をロープで登って
 進むしか無い模様。
 
川沿いのロープ場2  [2019/1/12 9:29]
 ここがまた、道中の危険ポイントTOP3の一つです。
 足下岩は下に続いてますが、ロープは上に続いています。
 ロープの辺りの足場となる岩肌は斜めになっており、
 つまり、ロープを掴みながら、岩の斜面を横移動します。
 ロープを離したら、数メートル下の早戸川にダイブです。
 
道なりに・・・  [2019/1/12 9:38]
 比較的穏やかな山道を進みます。よくよく見るとここら辺は、
 対岸にも赤テープがあり、早戸川の右岸にも左岸にも山道があり、
 複線になっています。どちらを進んでも雷平まで行けて、
 つまり、自分の行きやすい方を選んで進めということです。
 
ダイブ  [2019/1/12 9:44]
 ここで、ダイブしました。もう一度言いますが、ここで川に落ちて
 ほぼ全身びしょ濡れになりました。それまでは川を渡渉する時は、
 長靴に履き替えていたのですが、面倒くさがって登山靴のまま岩の上を
 飛び移って進んだところ、凍ってる箇所を踏んでしまい、
 バランスを崩してドボンしました。焦りとめんどくさがりは大敵です。
 これ以降、同期をどんなに待たせてでも、長靴着用を心がけました。
 
橋があった  [2019/1/12 9:54]
 ダイブした地点から数分のところに木橋を見つけました。
 もともと木橋は川に無い(流されてしまって無い)ことを前提として
 進んでいたので、逆に木橋があると珍しい感が出てしまって、
 思わず写真撮影です。
 
雷平  [2019/1/12 10:00]
 魚止橋から約1時間40分。ようやく雷平に到着です。
 判りにくいですが川はここで写真右奥方向と、写真左方向に分岐しています。
 ところで造林小屋に、「雷平まで15分」と書いてあったのですが、
 造林小屋に居たのが9時ちょうどですから、1時間掛かってます。
 どういう進み方をしたら1/4の時間でここまで来れるの…!?
 
 
(8)雷平を左折して早戸川遡上を続けます。大滝沢分岐まで約30分掛かります。
 
また木橋が  [2019/1/12 10:02]
 また木橋がありました。しかし、これは斜めになってて使えない。
 こうやって壊れていくんだな・・・。
 
大きな岩  [2019/1/12 10:16]
 目の前に自分の身長ほどもある大きな岩が立ち塞がりました。
 左側から越えていきます。
 
滝1  [2019/1/12 10:21]
 右岸に中くらいの滝が。
 
まだ河原を…  [2019/1/12 10:23]
 まだまだ河原を進んでいきます。ここら辺はもう自分で道を見つけて
 進んで行くような状態です。ここが道というのは有りません。
 魚止橋からここまで約2時間。先を行く同期はまだまだ元気ですが、
 私はドボンの影響で下半身がまだ乾かず、ズボンが足にくっついて
 少し遅れ気味・・・。
 
滝2  [2019/1/12 10:38]
 左岸に大きな滝が見えたので10分程休憩。写真左下に…。
 
氷柱  [2019/1/12 10:43]
 これは見事な天然の氷柱です。払沢の滝手前のオブジェみたいに
 人工じゃない…。
 
急な登り  [2019/1/12 10:47]
 休憩と氷柱鑑賞で20分ほど時間を使って、さぁ進もうとしたら、
 ロープが垂れ下がるものすごい急坂です。おまけに地面は崩れて滑るため、
 ロープをしっかり掴んで登ります。
 
大滝沢分岐  [2019/1/12 10:55]
 雷平から休憩時間を除くと約30分程で、大滝沢分岐まで来ました。
 ここは、よく直進して本谷沢に進んでしまう人が多いと言われる
 ポイントです。
 
 
(9)大滝沢分岐から約5分。ついにその滝が姿を現します。滝壺に行くルートと滝上に登るルートの分岐を見落としやすいので、
   間違えずに必ず滝壺を目指してください。
 
大滝沢分岐を過ぎて  [2019/1/12 11:01]
 大滝沢分岐からロープを使って急坂を登り、大滝沢に入っていきます。
 ロープを登った位置からだと、確かに沢が、二手に分岐しているのが
 見えます。
 
奥に…  [2019/1/12 11:02]
 魚止橋から2時間40分。写真奥の方、ついにその姿が現れました。
 
道中最も急な斜面  [2019/1/12 11:05]
 滝壺を目指すためには、この傾斜角60度はあろうかという絶壁を
 登らなければなりません。ここが道中の危険ポイントTOP3の
 最後の一つです。先に登っていった同期が遙か上空に見えます。
 
全景  [2019/1/12 11:07]
 絶壁を登ったところから滝の全景を望むことが出来ます。
 もっと近づきたい…
 
分岐  [2019/1/12 11:09]
 滝の全景を見たポイントから2分ほどのところに、非常に判りにくい
 分岐があります。左方向が滝上への道、右方向が滝壺への道です。
 まずは滝壺を目指します。
 
滝壺へ  [2019/1/12 11:10]
 分岐を右手に進むと、少し下って滝の3段目の上部を進みます。
 そして…。
 


早戸大滝1
【早戸大滝】(日本の滝100選)
[2019/1/12 11:13]
3年越し、3度目の挑戦にして、早戸大滝に到着しました。
遙か上空60メートルの高さから流れ落ちる水、滝を覆い隠すようにそびえ立つ前岩、
それは日本の滝100選の中でも、屈指の荘厳さと優美さを兼ね備えた崇高なる大滝です。







早戸大滝2



早戸大滝3



滝壺  [2019/1/12 11:35]
 滝壺前は開けており、様々な角度からその勇姿を見ることが出来ます。
 
 
(10)滝壺へのルートの分岐点から、左方向を進み、滝上を目指します。滝上まで全線に渡ってロープが張られており、
    傾斜角約40度近い斜面をひたすら登り続けます。
 
滝上へ  [2019/1/12 11:45]
 このような急斜面を登り続けます。
 
横移動  [2019/1/12 11:51]
 登り切ったら今度は横移動です。踏み場は斜面と化しており、
 張られた2本のロープは、例によって弛んでます。
 同期を先行させて、このように移動する感じ、を表現してもらってます。
 
大滝新道  [2019/1/12 11:53]
 横移動が終わった先、河原に出る手前に円盤がぶら下げてあって、
 「大滝新道入口」と書いてあります。大滝新道とは、比較的最近に出来た、
 早戸大滝から丹沢山まで続く登山ルートです。
 
滝上  [2019/1/12 11:55]
 大滝新道入口の円盤から数分で、滝上に到着します。
 まさにこの先、滝となって流れ落ちる先端部を見ることが出来ます。
 川がぶっつりとそこで無くなっており、その先に見えるのは、
 遠くの山々と遙か下方に見える、先ほどまで居た滝壺です。
 
 
(11)雷平まで戻り、雷滝へと向かいます。雷滝まではここから30分程です。雷滝までのルートもこれまでと同様に
    不明瞭なところが多いため、赤テープを探しながら進みます。
 
雷滝へ  [2019/1/12 13:01]
 雷平の分岐まで戻ってきたところです。
 写真奥が伝道沢方向、帰路の方向です。
 
赤テープを辿る  赤テープを辿りながら左岸を進みます。
 
不明瞭な道  赤テープはありますが、そこに明瞭な道は無いです。
 安全第一で進めるところを進みます。


大岩の滝
【大岩の滝】
[2019/1/12 13:16]
雷平から15分程進んだところに、岩の形が特徴的な「大岩の滝」があります。






トラロープ2  この先はトラロープが張られた岩場を進みます。
 
案内  [2019/1/12 13:23]
 「雷滝→」の案内があり、道は間違ってないことを確認。
 
 これが最後のロープです。この先左折した所に、滝があります。
 


雷滝
【雷滝】
[2019/1/12 13:39]
雷滝に到着です。落差は約20mですが静かに流れ落ちる滝です。







雷滝滝壺  滝壺は広く、このあたりの石を伝って対岸に渡ると、滝を正面から眺める
 ことが出来ます。
 
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